楠葉朝日の家
楠葉朝日の家
南側に小さな水路が通るこの家の敷地周辺では、風通しの良い穏やかな時間が流れています。この場所であることの恵みを素直に無理なく住まいに取り入れることを中心に考えました。南東の庭を囲むように設けた軒深い大きな開口は、刻一刻と変化する陽光や風を受け入れます。 吹き抜けと連なる二階の書斎スペースの高窓からも、気持ちのよい風の流れと多様な陰影が現れます。日常的であり、普通の豊かさを味わえ、日々の時の流れを楽しめる家になりました。
注文住宅
建築家
井上 昌彦
L.V.M.計画一級建築士事務所