REEF-礁を廻る-
REEF-礁を廻る-
斜面地にある敷地の両側は道路であるため、開放感のある敷地環境です。屋根や外壁の開口により、家を多孔質にしながら、プライバシー・採光・通風・眺望をコントロールしています。
家の中心に広がる空間に、モルタルの大きな塊を配置し、その上部には舞台のような、その内部には洞穴のような、それぞれ用途と性質の異なる2つのくつろぎの場を設け、遊び心と落ち着きを併せ持った構成としています。
吹抜け空間の中のスキップフロアが生み出す凹凸により、場所ごとに明るさのムラが現れて、岩礁のある海中にいるような「深さ」を感じられる家です。
注文住宅
建築家
竹内 美穂+加藤 純
一級建築士事務所 作人