旗竿の家-余白から生まれる空間-
旗竿の家-余白から生まれる空間-
旗竿形状の土地を如何に利用するかを深く考えました。どのように敷地に余白を残すか。今回の計画では土地の形状に合わせて、凹凸を付けることで、個々の場所に合わせた豊な空間を創っています。動線空間を出来るだけ細く計画し、中庭的な外部空間や、南面にリニアな庭を設け、余白の敷地と建物の密接な関係を構築しました。また、室内空間は家族がいつも一緒の空間を作りたいとのご要望から、2階LDKに雛壇状のロフトを設けました。同じ空間にいながら、家族ひとりひとりの居場所となる空間。それぞれ個人の時間や家族の時間を選択できる心地良さは、家族が自然と集まる空間となるでしょう。1階にある3室の個室は、ウォークインクローゼットを通ってから各個室に入る動線となっています。大容量の収納を有しながら、全ての個室が南の庭に面する家となりました。
注文住宅