STORY 家づくりストーリー

趣味を堪能できる、「今の自分たち」に寄り添う住まい

建築家:井上 昌彦 | 新築注文住宅

2016年に竣工したS様邸。
マンション暮らしで満足されていましたそうですが、
ひょんなことからお母様との同居話が浮上。新居を建てることになりました。
定年後にはじめる家づくり。
長い人生を歩んできた、何よりの自分へのご褒美かもしれません。

設計の井上昌彦氏、谷口、中島(写真撮影)の3名でお話を伺いました

STORY 01

家づくりのきっかけ

同居もいいかも!突然浮上した、家づくりの道

枚方市内のマンションにお住まいだったS様。
一方、同じ枚方市内に暮らすお母様のお住まいは老朽化し、
屋根の葺き替えを検討していました。

その時ふと、「同居してみてはどうか」という話へと急展開。
ご夫婦のマンションを売却し、その資金でお母様のお住まいをリノベーションするか、
建替えしようということになりました。

「マンションでも不満はなかったのですが、それぞれの趣味で使う道具が溢れていたこともあり、
“いっそのこときちんと暮らし直したい”と思ったんです」とご夫婦。
マンションのご主人のお部屋には、広げるスペースのない鉄道模型たちが
箱に眠ったままでした。

すでに退職されていたS様ご夫婦。
こうしてたっぷりあるお二人の時間が「家づくり」に注がれることとなりました。

STORY 02

IFAとの出会い

地元の工務店やハウスメーカーをじっくり調査して。

さっそく、建てる会社を探しはじめたS様ご夫婦。
本やインターネットで調べ、地元の工務店、ハウスメーカーに
問合せたり、展示場にも足を運ばれました。

「私は家が大好きだから!」とおっしゃる奥様。
実は、以前から弊社をご存知で、発行している「IFA住宅設計通信」もご愛読いただいていました。

そんなご縁もあって、IFAにも問合せのメールを。
朝にメールを送ったところ、昼には資料を持って、谷口がマンションまで伺ったそうです。
はい、IFAの強みは地元密着です!!
「びっくりしましたよー!」とご主人。「何かを感じたんです(笑)」と谷口が答えます。

STORY 03

他社との比較検討。

強引でない営業に好印象を受けました。

そこから、具体的なプランづくりがはじまりました。
並行して検討していたハウスメーカーは、すぐさま図面や立派なCGを作成し、
ショールームで最新鋭の豪華設備を見せてくれました。
今すぐ契約すれば、割引するというような魅力も提示されました。

一方で、いつも通り、じっくり時間をかけて設計するIFA。
IFAと共に家づくりに取り組む多数の建築家の中から、
S様ご夫婦には井上先生がふさわしいと直感した谷口。
まずは井上先生とじっくりご夫婦の理想の住まいについてヒアリングし、設計へと進みました。

その間に、実際IFAで建てたお住まいも見学していただきました。
(写真は見学いただいた「はすまがり家」 設計:安原三郎  写真:杉野圭)
「木製建具の良さを、ご主人にご理解いただいた時。
それが一番うれしかった瞬間でした!」谷口が話します。
住宅の性能や気密性にこだわっていたご主人が、
実際のお住まいを見たことで、木の素材感や味わい、職人の技に共感して下さったのです。
この変化に、実は奥様も・・・とてもびっくりされていたそうですよ。

そんな流れを経て、IFAで家づくりを決めていただいたS様。
設計力や、家づくりの姿勢、 実直な営業スタイルも決め手となったそうです。
「良さをわかっていただけるお客様の家づくりがしたい。」
あまりに営業っぽくなくて、お客様に心配されることもあるIFAです。

STORY 04

建築家とのプランニング

思いをたくさんお伝えしました。

本格的な設計がはじまりました。
間取りもあれこれ考えて、先生にどんどん要望を伝えました。
実際にご自分で図面を書いて、お渡しになることもあったそうですよ。

一方で、井上先生は、S様のご意見も尊重しながら、
経験を重ねてきた建築家だからこその提案を盛り込み、
何度も図面を書き換え、納得いただける設計へと進化させていきました。

それぞれが室内で楽しむ趣味をお持ちのご夫婦のために、
お互いの趣味空間を確保しながら、
お母様とご夫婦3名の最適な距離感が保てるよう、配慮されました。

また、はじめは、リノベーションするのか建替えるのか悩まれていたS様。
両方のプランと見積もりを作成した上で、
理想の暮らしを実現するためには、建替えがふさわしいという結論に達しました。
このように、両方で検討できるところも、IFAの強みかと思います。

(写真はS様邸の模型と、現場で打合せされる井上先生とS様ご夫婦。)

STORY 05

この家での暮らし

家の中を風が吹き抜ける。憧れの「窓を開けっ放して暮らす」日々

改めて、住み心地についてお伺いしました。
まず口を揃えておっしゃったのは、「本当に暖かいんです!」というお言葉。
木製建具でつくられた南側の大開口と縁側にかかる深い軒。
冬でも深くまで日差しが差し込み、昼間は全く暖房不要なんだとか。

自然環境を考慮した設計により、夏は強い日差しを遮りながら、家の中を心地よく風が通り抜けます。
当初より奥様は、「自然素材に囲まれて、天気のいい日は窓を開けっ放して暮らしたい」
とおっしゃっていました。それがしっかりと現実になっているのですね。

また、お互い多趣味なご夫婦。
奥様はアトリエ(写真)を、ご主人は書斎を構え、じっくり趣味に没頭されているそうです。

奥様のアトリエは建物の北側に配置。
一日を通して安定した光が入るこの空間は、
トップライトがアクセントとなり作業する手元を照らします。

ご主人の書斎は吹き抜け越しにリビングダイニングと庭を望むことができ、
上部の高窓からは南の光が降り注ぎます。
疲れたら手を休めてふと庭木を眺める・・・
実はこの家の中で一番贅沢な空間かもしれません。

南側の和室はお母様のお部屋。庭を介してリビングからも気配が伝わります。
建替えに不安もあったお母様でしたが、今は庭づくりに活き活きと取り組まれ、
たくさんのお友達をご招待されたりしているそうですよ。

STORY 06

これから家づくりを考える方へ

長い人生。「理想の住まいに暮らす」価値は大きいですよ!

最後に、これから家づくりを考える方へのメッセージを伺いました。
すると奥様が、「これって、ありですよ!ってお伝えしたいです」と一言。
「子育て中に欲しい家と、リタイア後に欲しい家は全然違います。
私たちも60を過ぎて家を建てるなんて、思ってもみなかったのですが、
やってみて本当によかった!
家はハウスメーカーで建てるものと思っていましたが、
IFAと出会えたことにも、とても満足しています。」

「“どこにでもある家”ではなくて、“私たちだけのための家”というのが一番ですね。
長い人生。これまで頑張ってきたからこそ、
これからゆったり過ごせる大好きな家が持てたことは、
本当によかったと思っています。」

素敵なお言葉を頂き、井上先生も谷口もとても喜んでいました。

年を重れば、家族の暮らし方が変わったり、自分の時間の使い方が変わったり、
様々な変化が訪れます。
それでも、暮らしを支える家に関しては、逆に自分が家に合わせる形で、
不便を我慢していたり、寒いのを我慢していたり…。
毎日の家での暮らしを、心から楽しめていない方って、実は多いのではないでしょうか。

お日様がぽかぽかと差し込むS様邸で、心から楽しそうにお話し下さるS様を拝見して、
すごく豊かで、素敵な定年後の暮らしだなと感じました。

快くインタビューに応じてくださったS様本当にありがとうございました。
そして今後ともどうぞ宜しくお願い致します!
(竣工写真:杉野圭 インタビュー写真:中島彰悟)

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