開催日時 : 2025年1月25日(土)・26(日)・27(月)10:00-17:00
開催場所 : 枚方市
大屋根にまもられ、家の中にいながら外を感じられる住まい
建築家:吉松静香
Case:土地を探して注文住宅を建てる
構造:木造二階建て|敷地面積:247.54㎡(約75坪)|延床面積:138.52㎡(約42坪)
家族構成:夫婦+子ども
|香里ケ丘の家 建築家設計POINT|
明るく開放感のある住環境を求めて
この敷地の周辺には、立派な石垣と植栽によって囲われた家々が多く建ち並んでいます。プライバシーを守るべく、閉鎖的になりがちな住宅街の中で、施主からは明るく開放感のある住環境が求められました。いかにして外に開かれた生活の風情を作り出すか、そこに焦点を当てて計画を進めました。
まず、建ぺい率が許す限りの最大限の屋根を確保し、スナフキンの帽子のような形状をした大屋根を計画しました。
この大屋根は家全体をおおらかに包み込み、トップライトから上空の柔らかな光を室内に取り入れると同時に、煙突効果により夏の熱気を逃すというパッシブ効果も期待できます。
写真:打合せ時に制作した模型。左)初期の模型。外観が異なる二種類のプランがありました。右)周辺の建物を組み込んだ模型。
写真:工事途中の現場の様子。スナフキンの帽子のような特徴的な屋根の頂にはトップライトが。室内にさんさんと光が降り注ぎます。
大屋根の下には軒下空間を残すことで内外をシームレスにつなぎ、外壁には周辺環境に呼応した開口を設けて、周辺の緑を借景として取り入れました。
室内は、キッチンを中心とした回遊動線を確保することで、空間が連続し、行き止まりのない平面的な広がりをつくりました。キッチンの上部にあるサンルームは、トップライトから外の光を享受する中庭のような存在となり、家の中にいながら外を感じられる、のびやかな環境をつくりだしています。
写真左:洗い出し仕上げのエントランスは、大胆な開口とデザインされた造作建具が家族や来客を迎えます。
現地では、その創造性は勿論、採光と陰影、風の流れ、無垢材の質感や匂い、周辺環境と建物の調和など、写真では伝わらない「建築家とつくる家」の魅力をご体感いただけます。
家づくりをお考えの方は、ぜひご参加ください。
IFAの完成見学会は、お施主様のご厚意で、お引き渡し直前のご自宅をお借りして開催しています。
建築家と相談しながらじっくり打ち合わせを重ね、想いを込めて一邸一邸、丁寧につくるIFAの家づくりにおいて、同じカタチ、同じ間取りの住まいは二つとありません。
見学会はそんなプロセスを経てつくられた室内をゆっくりとご覧いただける機会です。
《ご見学時間について》
混雑緩和のため、ご予約は1時間ごとに区切らせていただいております。
10時/11時/12時/13時/14時/15時/16時
上記、ご案内枠以外をご希望の場合は、お申込み時にご相談ください
※大変ご好評につき、同業他社様のお申し込みはご遠慮いただいております。予めご了承ください。