こんにちは。工事部ユーティリティチームの服部です。
先日、お休みをもらい、妻の好きなお城巡りをしてきました。
今回は兵庫県にある竹田城跡を回ってから、姫路城へ行きました。
竹田城は標高353.7mの古城山の山頂に築かれ、縄張りは南北約400m、東西約100mあります。
廃城から約420年経っていますが石垣がほぼそのままの状態で残っており、現存する山城として日本屈指の規模です。
お城を見て僕が一番に思うのは、やはり住宅とは比べ物にならない規模の大きさです。
竹田城は石垣しか残っていませんが、この石垣だけでもどれだけの労力がかかっているのか想像もつきません。この数の石を切り出し、この山の上まで人力で運びあげるのに何年の工期、何人工かかっているかなど考えると、昔の人の凄さがよく分かります。
姫路城は平成5年に、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産になりました。
シラサギが羽を広げたような姿から白鷺城の愛称で親しまれています。
やはりこちらもとにかく材料の大きさが桁違いです。
大天守を支える柱が東大柱、西大柱と2本あり、西大柱は長さ24.8m、直径0.95mで、大天守の3階で上下に継ぎ合わされています。築城当時は上部が栂(とが)、下部が樅(もみ)材、現在は桧材が使用されています。
東大柱は大天守の5階まで一本柱で通されています。
この2つの柱は地階から伸び、約6000トンの大天守を支えています。
こんなに大きな木がどんなところに生えていたのか気になりますね。
こんなに大きな材料を間近で見る機会もなかなかないと思うので、ご興味のある方はお城巡りおすすめです。