大学のゼミの友人がある企業の環境部門にいることから、各地のゴミ処理場を見学して廻ったことがあります。その中で特別忘れられない施設が「広島市環境局中工場」です。
写真引用:広島市HP
設計は谷口吉生。
米・ニューヨーク近代美術館や京都国立博物館など美術館の設計で定評のある建築家です。
そのゴミ処理場の美しい佇まいは、まさに美術館といえるもので、映画「ドライブ・マイ・カー(原作・村上春樹)」では、重要な舞台として使われ、劇中で雰囲気を味わうことができます。
見学は無料ですので、隅々まで見せてもらえますが、とりあえず映画で体感するのはいかがでしょうか?
-----------------建築家・交久瀬常浩/IFA住宅設計通信・2022年4月号より
梅の花が咲き、春らしい陽気となりましたね。
暖かくなったのは嬉しく思いながら、花粉と戦う日々を過ごしている中井です。
さて、このブログをご覧の方はすでにお気づきかと思いますが、IFAのWEBサイト、よりご覧いただきやすくなるようにトップページをリニューアルしました。
新たに「IFA Activitys」というページも設け、建築研究会やゆめのほしといったIFA独自の活動や取組をご覧いただけます。
これまでIFA通信で掲載しておりました建築家エッセイの紹介もございます。
家づくりの大切なパートナーの一人となる建築家。
どんなことに興味を持ち、日常を過ごしているのか綴っていただいています。
少しずつではありますが、定期的に更新してまいりますのでぜひご覧ください。(約90号分あります)
ちなみに交久瀬先生は若い頃から映画もとてもお好きなようで、建築家ならではの視点でよくエッセイにも取り上げてくださっています。
先生とお話しする機会がありましたら、ぜひ映画の話もしてみてはいかがでしょうか。(中井)