酷暑が続いていますね・・・
枚方の名前をニュースで見るたびに、改めて異常な暑さを思い知らされます。
そんな中でも現場は進み、昨日は「招提平野町の家」の建て方でした。
現場で作業される職人さんたちには頭が上がりません。
「招提平野の家」の内容はまた今度お届けいたします。
さて、かねてより工事が進んでおりました「星田山手5丁目の家-エンガワハウス-」の完成見学会が、いよいよ明日よりはじまります。
星田山手の中でも坂を上り切った山裾にある敷地。
目の前には公園、その奥には山が続き、在宅時は多くの時間を庭で過ごされるY様ご夫婦のライフスタイルにぴったりと合った、緑豊かなロケーションです。
↑キッチンからの眺め。リビングダイニング越し緑が楽しめます。
「山裾」というと心配なのは、昨今ニュースで続いている土砂災害。
星田山手5丁目の家の敷地も、土砂災害警戒区域のイエローゾーンに指定されていました。
そこで設計を担当した建築家・近藤陽子氏は、Y様の不安を少しでも払拭するためさらに上のレッドゾーン(原則建築不可、擁壁の設置や土砂高さまでRC造等で建築することが求められる)で求められる土砂高さまでのコンクリート壁を設けることとしました。
公園の桜への眺望と、裏山の土砂災害に備えるため、コンクリート製の縁側=エンガワをコンセプトに設計されています。
エンガワは地面より1m高いため、公園に大きく開いていますが、道路からのプライバシーを確保し、土砂災害時は擁壁として一時的に土砂をせき止めます。
また、エンガワには大屋根が架かり、夏季日射は制御され、雨天時も窓を開放でき、公園と庭と室内をつなげ、リビングのように家族が集います。
「日本国内で建築する以上、地震や台風など災害のリスクは免れません。いかに災害に備えるか、と同時にその備えを無用の長物にせず、日常の豊かさにも寄与させたい」そんな建築家の想いも込められています。
「建築家」や「デザイン」は、まだまだ表面的なオシャレさのみと思われがちですが、建築家が設計することによって、「防災などの機能性」と「自然を楽しむ豊かな暮らし」、両方のバランスを保った住まいができることを知っていただける事例となっています。
今日見学会準備にいったプロデューサー栗本の感想は、「まるで別荘のような空間だった」とのこと。室内からの景色はもちろんのこと、フローリングには桧の無垢材を使用しているため、玄関をあけると桧のいい香りでいっぱいだったそう。
私も実際の空間を体感できるのをとても楽しみにしている住まいのひとつです。
お施主様のご厚意で開催する見学会は、引き渡し直前の内部をゆっくりとご覧いただける貴重な機会です。まだ予約に空きがございますので、この機会にぜひ実際の空間を体感していただければ幸いです。(中井)
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イベント概要
「星田山手5丁目の家」新築完成見学会
-公園の緑・庭・室内をつなぐ、エンガワハウス-
日時:8月7日(土)・8(日)・9日(月祝) 10:00-17:00
場所:交野市星田山手5丁目
(現地駐車場1台あり/詳細はご予約時にお伝えいたします)
予約方法:
お電話→ 0120-556-327
WEB→見学会予約フォーム
※当日予約はお電話のみにて承ります。
※ご来場のお客様へお願い※
会場では新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底いたします。
ご来場の際は、下記の点についてご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
・見学時間は1時間で区切り、時間ごとに二組までの完全予約・入れ替え制にてご案内させていただきます。
・体調がすぐれない方やご不安のある方は、くれぐれも無理をなさらないでください。
・発熱などの症状がある方は、来場をご遠慮ください。
・来場の際はマスクを着用の上、入口でのアルコール消毒、検温にご協力ください。
・情勢の変化に応じて急遽見学会の中止を決定する場合があります。予めご了承ください。