梅雨入りのニュースを忘れてしまうほどのお天気・・・夏日が続いていますね。
先日、マンションリノベーションの現場が竣工、無事お引き渡しを迎えることができました。担当プロデューサーは樋口、設計は建築家・交久瀬先生が手掛けました。
お客様を招くためのゲストハウスにつづき、終の棲家です。
交久瀬先生よりコメントが届いたのでご紹介させていただきます。
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ゲストハウスは小さなビルのリノベーションですが、多く蒐めてこられた美術品、工芸品、思い出の品々を飾れるギャラリーとしてのホワイエや階段室を、手持ちの家具をリペアして、一体としてつくり込みました。
↑ ゲストハウスのLDK。石張りの床にバイオエタノール暖炉。
ストーリーのあるモノをどう展示するか、打ち合わせを重ね、終盤そろそろ幕引きかと思い始めた頃、引き続きのお仕事として、終の棲家の計画を依頼して頂きました。
↑ 元ビルのため通常より幅が広い階段室を活かしギャラリーへ。ただ移動する場所ではなく作品を堪能するゆとりある空間に。
駅近くのコンパクトなマンションリノベーションです。
枚方の要所が180°見渡せる眺望を活かす無垢板のカウンター、ストックされている無垢材を寄せ集めてデザインしたパッチワークの八角形のダイニングテーブル。
パウダールームやバスルーム、スタディルームなどに使った絵柄のタイル、違い棚等々。
これらはフランスの女性家具デザイナー、シャルロット・ぺリアンのパリのアパートにインスパイアされたものです。
↑ マンションリノベーションのバスルーム。写真では伝わり難いかもしれませんが、海外にいるような臨場感があります。
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「打合せが終わってしまうのが寂しい・・・」
引き渡しの際にそんな嬉しいお言葉をいただきました。
IFAでは家づくりの過程における「ワクワク」を大切にしています。
日本の住宅の平均寿命は約25年ほどと言われていますが、
楽しみながら創ることで家づくりの思い出と共に愛着がわき、
一生愛せる住まいに、そして次の世代へ受け継がれる住まいとなると考えているからです。
「こだわりの空間で好きなモノに囲まれ、風景を眺めながら快適に過ごされることを願っています。」と交久瀬先生。
お客様と建築家、IFAスタッフの想いのつまったお住まいの写真は、
また改めて撮影させていただければと思います。
その時はまたこちらでご紹介させていただきますね。(中井)