最近、大変ありがたいことに今ある広い敷地(不動産)を整理し、
新たに家づくりをしたいというご相談をいただくことが増えてきました。
今、3つの敷地で6組のお客様の打ち合わせと工事が進んでいます。
昨年その1つ目のお住まいが完成いたしましたので、ご紹介させていただきます。
場所は香里ヶ丘。
約90坪の敷地に建つ木造二階建てにお住まいでしたが、
月日と共に家族構成が変化し、使わない空間が増えていました。
そこで『敷地の半分を売却して、残った半分の土地で余生を楽しむ小さな家を建てたい』と弊社を訪ねてくださいました。
写真:解体前の現場。
不動産部門を持ち、これまで多くの方に土地や中古住宅探しから家づくりをご提案してきたIFA、体制が整っています。
売却したい土地の仲介販売は勿論のこと、
売却する土地の査定や分筆手続き、
既存建物の解体工事、上下水や都市ガス引き込みなど
二邸分の住宅を建てるための付帯工事、
そして新たな住まいの設計、施工…
写真:模型を使った打ち合わせ。椅子などの家具はお客様の手作りです。
「土地を半分売却する」とそれに伴う工事や書類申請など様々な作業と費用が発生します。
担当プロデューサー樋口が指揮をとり、
土地の売却から建物の建築まで、家づくり全体の資金計画を考えながら、
お客様の理想の暮らしをカタチにできるよう、
各分野の担当者とイメージを共有し、しっかりとご提案・サポートをさせていただきました。
お住まいの設計はTOFUの建築家・小川文也氏をご提案。
切妻屋根が連なる中庭のあるシンプルな平屋が完成しました。
南からの光を障子越しに取り込む心地よい空間となっています。
隣の敷地で新築されるのは、もちろんIFAのお客様。
土地探しからご相談いただいていたご夫婦とお子様のための住まいを、
同じく樋口と小川氏が手掛け、
2月末の完成に向けて工事が着々と進んでいます。
IFAが掲げる目標のひとつに「美しい街並みをつくる」とあります。
香里ヶ丘エリアは区画の整った住宅街、落ち着きある雰囲気が魅力の一つです。
その雰囲気を崩さず、溶け込むようなセンスのいい住宅をつくることでより魅力的な街並みとなる…そんな一例となることを願っています。(アシスタント中井)