今週末はあたたかく、お花見日和ですね。
ギャラリー前の桜並木も見ごろを迎えています。
ブログでもご紹介していた私市山手の家。早いものでもうすぐ完成を迎えます。
豊かな自然が残るおだやかな私市山手の景観と、木や左官などの様々な自然素材を生かしたお家にしたいという、お施主様の思いからスタートしました。
内部はほとんど仕上がり、現在は外構工事が進行中。
外壁にはIFAでもめずらしい、そとん壁を採用しています。
厳しい自然環境にも劣化しにくい100%自然素材のそとん壁。
左官職人が施工するため、コテなどで様々なテクスチャーをつけることができ、表情豊かな仕上げにすることができます。
今回は陰影のあるそとん壁のグレーをベースに、建物全体をひきしめる黒い焼杉板を配し、その対比効果で、はねだした松の垂木や木製建具のピーラーの黄味が目を引くよう、色彩計画が施されています。
訪れたときは、大工さんが焼杉板を施工中でした。
この他にも室内の洋漆喰仕上げの壁、玄関の天井に施された香りのいい桧の小幅板、ほんのりピンク色のモアビやサクラをつかった建具と家具などなど
本当にたくさんの種類の自然素材が使われています。
そちらはまた後日ご紹介できればと思いますので、お楽しみに。(アシスタント中井)
Photo・プロデューサー樋口