新しい家づくりがはじまっています。
『香里園東之町の家』のお施主様は30代のご夫婦とお子様の3人家族。
土地探しからお手伝いさせていただきました。
みつかったのは京町家のような間口が狭く奥行きがあり、奥に向かって広がる台形の敷地。
間口はわずか5m。隣家が敷地ギリギリまで迫っていますが、
奥には緑豊かな見晴らしのいい景色が広がっています。
この場所で、「他にはない、おもしろい家にしたい!」というH様ご夫婦。
細長い形の敷地は、つくれる建物の形は限られてしまいます。
その中でどうやって住み心地の良い豊かな空間にするか・・・
ご夫婦の期待に応えるべく、建築家・小坂友恵、大奮闘しました。
さまざまな視点から検討し、悩みに悩んでできあがったプランは、
敷地のかたちをなぞるシンプルな片流屋根の家。
外観は格子がアクセントになっています。
平面プランを見ると、
1階には広い土間スペース。
壁などの仕切りは最小限に、室内全体が緩やかにつながる空間構成。
4mの無垢板を使った家族が集まるダイニングテーブル。
リビングをぐるりと囲むベンチと、その先にある景色を楽しめそうなバルコニー。
図面を見るだけでも、どんな空間になるのか、わくわくします。
プランも決まり、今は実際に施工するための詳細な打ち合わせへと進んでいます。
コストとデザイン、ふたつのバランスをお客様と一緒に考えながら、小坂とじっくりと打ち合わせを重ねています。
ご夫婦ともにこだわりをもっていらっしゃるH様。
打ち合わせ風景は、いつもにぎやかです。
どんなお住まいが完成するのか、今からとても楽しみです。
アシスタント中井
建築家・小坂の作品はこちらからご覧いただけます。
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