ギャラリー+アトリエのある築32年の中古住宅のリノベーション「西田宮の家」。
先日、完成見学会にもご協力いただきました。
ご来場いただいたみなさま、ご承諾いただいたお施主様、誠にありがとうございました。
建築家は藤森大作氏。
先日弊社カメラマンによる竣工写真の撮影が執り行われましたので、ぜひご覧ください。
ご家族四人のための住宅である西田宮の家。
まるでジブリ映画に出てきそうな特徴的な屋根形状を左右に持つ住まいです。
既存の扉をそのまま利用した玄関。
少しノスタルジーな雰囲気のある扉を開けると、4.5畳もある土間空間が広がります。
多目的に使えるこのスペース。
靴の履き替えだけでなく、アートがお好きな奥様の作品を飾るギャラリーとしての機能も併せ持ち、アトリエと合わせて活用できます。
土間ギャラリーに面するダイニグ、アトリエはそれぞれガラス戸を建具を引きこむことができ、開け放つことで一体の大きな空間として利用できます。
上部の部屋の床を抜き、屋根の形状を活かした吹抜けのあるダイニング。
あえてソファスペースは設けず、タモの無垢板を使った3.6mのダイニングテーブル兼作業場が家族の集まる場となるよう計画されています。
コンクリートブロックが脚となったダイニングテーブル。
荒々しさも感じる素朴さが面白いですね。
トップライトから光が燦々と降り注ぐ居心地のいい住まいとなりました。
そして明日より、枚方市東中振で新たに完成した藤森先生のリノベーションの見学会が開催されます。
こちらは約54坪の敷地に建つ築38年の住宅です。
「無垢の素材に触れる暮らし」というサブタイトルがついた東中振の家。
リノベーションの魅力を実際に体感していただける作品となっています。
5月以降は新築の完成見学会が続く予定ですので、リノベーションに興味がある方はこの機会をお見逃しなく。
東中振の家-無垢の素材に触れる暮らし-
見学自由
日時:4/21(土)・22(日) 10:00-17:00
場所:枚方市東中振1丁目24-20(Pあり)
Photo:shogo nakashima