先日、枚方宿歴史街道から一筋入った枚方元町のK様邸敷地にて地鎮祭を執り行いました。
敷地はまさに意賀美神社さんの御膝元。
この日は七三五さんの時期と重なり、
地鎮祭前には着物を着た可愛いお子さんが敷地前をちらほら。
さて、お施主様のお父様、お母様もご参列され、地鎮祭が始まります。
神主様の祝詞に、肌寒い気温の中でも自然と背筋が伸び、
身の引き締まる清々しい思いになります。
粛々と進行する中、玉串奉奠(たまぐしほうてん)では、
長男K君も奥様と一緒に上手にこなしてくれました。
続くおじいちゃんおばあちゃんには手ほどきまでしてくれて、
優しいナイスガイであります。
滞りなく地鎮祭は進み、最後は皆さんで神酒拝戴(しんしゅはいたい)。
これから始まる工事の安全とご家族の繁栄を祈願して乾杯。
初穂料を納めた熨斗袋には、K君直筆の施主名が。
これが何とも味わいのある字形で、神主様も思わずほっこり。
歴史街道沿いとあって、修景デザインへの配慮が求められるエリアなのですが、
K様邸がどのように景観へ寄与し、馴染んでいくのか、今から楽しみです。
建築家は藤森大作先生。K様には現場での打合せも楽しんで頂きたいと思います。
建築プロデューサー 樋口 真司