先日3日間お休みをいただき、IFAスタッフと建築家と大工さんとで
石川県まで建築巡礼の旅に行ってきました。
いろいろ歩き回った中から少しご紹介いたします。
「金沢海みらい図書館」
建築家:シーラカンスK&H
シンプルな箱型にドット柄のファサードが印象的なんですが、
内部の展示室に行くと図書館なのに歓喜の声を出してしまいそうでした
「とにかく気持ちの良い展示室をつくりたかった」のコンセプトのとおり、
非常に気持ちの良い空間が広がっていました。
天井照明は一切ありません。図書棚などの照明を除けば
すべて丸窓からの自然照明が白い壁面を反射して館内全体を明るくしています。
「金沢市立玉川図書館」
建築家:谷口 吉生
はい。
また図書館です。
金沢の人は身近に素晴らしい公共建築がたくさんあってほんとに羨ましいですね。
そして驚きなのが共同設計者に父・谷口吉郎の名がっ!
最初で最後の親子コラボだそうです。
鋼板とガラスと煉瓦の相性が良く親子がつくった明るい気持ちの良い図書館でした。
「金沢21世紀美術館」
建築家:SANAA
まちに開かれた公園のような美術館。
多方向性・水平性・透明性をキーワードに
気軽に楽しめるこれまでになかった美術館です。
あまりにも新しく斬新で好き嫌いはあるかもしれませんが
とにかく美しい建築だと思います。
「石川県西田幾多郎記念哲学館」
建築家:安藤 忠雄
世界のANDO。。。あまりにも有名なRCの巨匠ですね。
批判ではなく他のANDO建築と比べると
スケールが小さい気がしてしまうところが残念です。
淡路夢舞台や地中美術館など海や水面・現代アートが
安藤さんにはやっぱりお似合いだと思います。
旅はあと少し続きます。。。また次回ご紹介いたします。