先日3日間お休みをいただき、IFAスタッフと建築家と大工さんとで
石川県まで建築巡礼の旅に行ってきました。
いろいろ歩き回った中から少しご紹介いたします。
「鈴木大拙館」
建築家:谷口 吉生
鈴木大拙は著作によって禅文化を世界中に広めた仏教哲学者です。
こちらの建物は鈴木大拙の生涯に学び、その思想に出会う場所です。
鈴木大拙を知る「展示空間」
鈴木大拙の心や思想を学ぶ「学習空間」
それぞれ自らが考える「思索空間」
の3つの空間で構成されています。
法隆寺宝物館もそうでしたが谷口建築にはいつもどこか和を感じます。
「山城温泉 総湯」
「九谷焼窯跡展示館」
建築家:内藤 廣
内藤氏が10年以上関わってきた、山代温泉の総湯(共同浴場)を中心とした周囲の
街並みを歩いてきました。
残念ながら窯跡展示館は休館日でしたが、
総湯と古総湯にはゆっくり浸かることができました。
「石川県九谷焼美術館」
建築家:象設計集団
美術館イコール白い壁という常識からかけ離れ、建物そのものが九谷焼を
表現するように色とりどり、素材も様々。
公園(外部空間)もしっかり計画されいて、
海外の建築のような独自の心地よさを感じます。
旅はまだまだ続きますので次回ご紹介させていただきます。