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スタッフブログ

井波彫刻

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2025.01.16

こんにちは。
お世話になっております。工事部の服部です。

10月の休みを利用して祖母の住む富山県へ行ってきました。その帰りに砺波市井波に寄りました。井波は数多くの彫刻工房が軒を連ね、通りを歩けば木槌の音が聞こえてきます。その中にある井波彫刻総合会館を訪れました。

井波彫刻には獅子舞、表札、ギター、人形など様々な作品がありますが、一番に思い浮かぶのが欄間です。約220年前、井波彫刻が発祥した頃は主に神社仏閣彫刻が大半を占めていましたが、明治になり、住宅の和室に飾られる欄間に注目し、従来からの技術を応用した欄間彫刻が製作されるようになりました。 

 厚さ5~10㎝の楠、欅(けやき)等の材料に花鳥、風景など様々な図柄を両面に彫り上げていきます。製作期間は3か月以上、200本以上の鑿(のみ)、彫刻刀を使用するそうです。

 井波彫刻師らが手掛けた欄間は、名古屋城本丸御殿の中でも最も格式の高い建物と位置づけされている、江戸幕府3代将軍家光の上洛に合わせて造営された上洛殿に納められたりもしています。

 欄間は建具の一種で採光、通風、装飾といった目的の為に天井と鴨居の間に設けられる開口部材ですが、近年、欄間がある家も減ってきています。IFAの現場でも私は目にしたことがありません。

私の母が子供の頃は、近所の家では欄間の美しさで見栄を張り合っていたみたいです。時代とともに和室のない家も増えてきていますが、自分の家にこんな立派な欄間があればかっこいいですね。

 ちなみに欄間の2大産地として大阪欄間と富山の井波彫刻があります。大阪にもなじみの深いものですね。

こんな彫刻もありました

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