去る5月に開催させていただきました「楠葉の平屋」完成見学会。
おかげさまで大盛況の中、終了することができました。
ご来場いただきましたお客様、そしてご協力いただきましたお施主様、本当にありがとうございます。
床は杉の無垢フローリング、壁は洋漆喰で仕上げ、無垢材ならではの温かみを感じる上質な空間となったＬＤＫ。訪れた方の多くから、玄関に入った瞬間から「木のいい匂いがする」とお褒めの言葉をいただきました。
ＬＤＫは16帖の広さながら、杉板の勾配天井によって面積以上の広がりがもたらされており、程よく居心地の良いサイズの空間を体感いただきました。
写真：見学会でお客様案内合間のワンシーン。リビングに置かれたYチェアに座る藤森氏。
また万一の車いす生活へも考慮したバリアフリー設計も見どころの一つでした。雨の日も濡れることなく車まで行き来できる深い軒が掛かったエントランスや、手すりの位置、介助しやすいゆったりとしたトイレなど、建築家の配慮が随所に施されていました。お客様からはその細やかな配慮に感嘆の声も。
見学会の合間にはお施主様もご家族皆さんで来てくださり、完成したばかりの我が家を改めて体感され、喜んでくださっている姿を拝見でき、スタッフとしてとても嬉しい気持ちとなりました。
そして間もなく、同じ楠葉エリアにて新たな平屋の工事が完成を迎えようとしております。
写真：棟上げ時の様子。
こちらの「楠葉の平屋」の設計を手掛けるのは建築家・作人のお二人。
棟梁は中島大工が担当しています。
自邸の設計も作人に依頼した中島大工。お客様のご要望や作人の設計意図、こだわりのディティールを図面から汲み取り、丁寧にカタチにしていきました。
写真：大工による木工事中の室内の様子。
お施主様のご厚意で来月10月5日(土)、6日(日)の二日間限定で、予約制の完成見学会を開催させていただく運びとなりました。→イベント詳細・見学予約はこちら
完成見学会の良い所は、建築家やプロデューサーによる解説を聞きながら、居心地の良い空間を創造するための設計のポイントや、IFAが大切にしている自然素材をはじめとした素材使いを実際に体感いただけること。これらは写真や文章では伝わりにくいものです。
ぜひ現地へ来場いただき、建築家と創造する豊かな空間を実際にご体感ください。
アシスタント中井
