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不動産活用事例

土地の一部を売却し、新たに3世帯の新築を

不動産活用事例
2024.09.18

香里ケ丘の閑静な住宅地の一角に隣り合う、二邸のお話です。

この敷地を所有されていたI様が、同じ香里ヶ丘に建つIFAの新築注文住宅「TOURING」の見学会への来場をきっかけに、「今住んでいる家の敷地の一部を売却し、その資金を活用して、息子さんのご家族と暮らす二世帯住宅を建てたい」とのご相談を寄せてくださいました。

土地の一部を分筆して売却する場合も、まずはプロデューサーが理想の住まいや暮らしをお伺いすることからはじまります。その上でプロデューサーが中心となって各分野の専門スタッフと連携し、必要な敷地の広さや建築費を考慮しながら、売却時に関する各種手続きや付帯工事費などを含めたトータルの資金計画を想定し、ご提案を行います。

写真:解体後の敷地

また土地探しから家づくりをはじめる多くのお客様からご相談をいただいているIFA。今回も丁度、同エリアで「不動産探しからはじめる家づくり」を希望されていたT様とご縁を結ぶことができ、I様は建築家作人と、T様は建築家藤森大作氏と、それぞれ建築家との家づくりがはじまりました。

お客様のご要望や建築家の想いがカタチとなって完成する家は、同じカタチ、間取りの家は二つとなく、まさに十人十色です。

眺望の良い高台にあり、約1/3が斜面地という今回の敷地条件で、建築家はどのような住まいを創造したのか・・・お引渡し直前の写真と建築家設計ポイントにてご紹介いたします。


I様邸|親・子・孫の3世代で住まう二世帯住宅
建築家:作人 竹内美穂+加藤純

敷地の1/3が斜面地であり、遠くの山々の眺望を得られる立地に建つ、親子孫3世代で住まう家です。親住区と子住区は共有玄関以外すべてが別であり、建具1枚でその区分けを成立させています。

子住区には斜面の段差を活かした中間階を設け、下階のダイニングキッチンから上階へ行く際の踊り場的スペースをリビングとしました。

中間階を持つスキップフロア形式により、縦方向に連続的な空間となっています。眺望は開くものの、プライバシーのために程良く閉じる事を両立した家となっています。

写真:工事途中のエントランス。

写真:子世帯のLDK。キッチンから半階上がったリビングを望む。

写真:プライバシーのために程良く閉じたリビングと眺望。隣にはバルコニーが続きます。

 

T様邸|景色を取り込み、浮遊感を生むデッキテラス
建築家:藤森大作

大通りから一段上がった高台にあるこの家は、眼下には以楽公園を、遠くには交野や生駒の山々を望むことができる立地条件にあります。この敷地を訪れて先ず考えたのは、この景色をどう取り込み、風の通り抜ける気持ちのよい空間をつくるかでした。

細長い形状かつ斜面地を抱える敷地環境を活かし、1階に配したリビングからつながるデッキテラスはコンクリートスラブを跳ね出し、そこから更に木造部を跳ね出すことで、この環境を一人占めするかのような浮遊感を実現しました。

また全開口できるサッシを採用し、LDKとタタミコーナー、デッキテラスはひと続きにつながり、一体感のある空間に。休日にはデッキで景色を楽しみながらハンモックに揺られ、のんびり読書とコーヒー…そんな生活シーンが浮かんでくるお家です。

写真:和室とバルコニー越しに景色を楽しむ。写真:完成見学会時の様子。眺望を楽しむLDK。南北通風が確保され、窓を開け放つと心地よい風が通ります。写真:完成見学会時の様子。2台分の駐車スペースを確保したエントランス。

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