先週末、６月25日、26日の二日間に渡り、お施主様のご厚意により新築完成見学会を行いました。
静かな住宅街に建てられた今回の作品は、中庭を囲むように設けられた木製建具の大開口が印象的な、平家のような木造二階建ての住宅です。生活の中心となるリビングダイニングは、二階とつながる吹き抜けと中庭に視線を逃がすことでとても広く感じられる工夫がされていました。
前の道をよく通られる方は、道に面した北側の外観にはほとんど窓がなく内部はどんな空間になっているのかと、気になっていたそう。内部が想像できなかった分、開放感のあるLDKをご覧になった時はびっくりしたとお話ししてくださいました。
吹き抜けを介してリビングとつながる二階の書斎スペースからも庭を楽しむことができます。
熱がこもりやすい場所ですが、天井際に設けられた窓を開けることで、上昇気流のように自然と風が抜けとても気持ちが良かったです。
椅子や濡れ縁に腰掛けて庭の緑を眺める…穏やかな時の流れを楽しめる贅沢な住宅でした。
お天気が不安定な二日間でしたが、たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
何より今回の見学会にご協力いただきました、お施主様にこの場を借りて御礼申し上げます。
次回は枚方市岡山手町にて建築家・藤森大作氏による「岡山手町の家」新築完成見学会を行います。
７月９日（土）１０日（日）の二日間限定公開です。
敷地の特徴を活かし豊かな眺望を生活に取り込んだ住宅となっています。詳細はこちらをご覧ください。
家づくりのご参考にぜひご来場くださいませ。皆様のご来場をこころよりお待ちしております。
