今年の4月に完成した、枚方公園駅すぐのマンションリノベーション。
「職場へのアクセスが良いマンションで、自分たちのこだわりを詰め込んだリノベーションをしたい」というご夫婦のための住まいを、モックケンチクラボの小坂友恵氏が手掛けました。
お引き渡し直前の室内の写真と設計ポイントが届きましたので、ご紹介いたします。
シンプルな箱の中に、検討を積み重ねた素材とディテールを、これから始まるご家族の新しい日常のために、様々なピースをはめこむようなイメージで設計しました。
選び出した素材は、無垢材のチークとオーク、大谷石、真鍮、濃紺のウールカーペット、錫舞箔、ハードボード、タイル・・・どれもがそれを彩るのに十分な表情を持ち合わせています。
これらを適所に組み立てていき、ご家族の日常の様々なシーンの背景になれば嬉しいなと思い計画しました。
↑ リビングからキッチンを望む。造作家具はアメリカンチェリーの一枚板を採用したカウンターとタイルがアクセントに。
↑ 空間に重厚感を与える大谷石張りの壁。枠材にチーク、目地にはブラケットやダイニングの照明と合わせて真鍮を使用することで、空間全体に統一感を与えています。
↑ 印象的なネイビーのカーペットを敷き込んだ玄関横の空間は、用途を限定しない前室のような空間。玄関の一部でありながら、趣味室やフィッティングルームなど、様々な用途で使えるように、あえて意味を持たせないような空間づくりを心掛けています。
月日と共に味わいを増すこれらの素材がいつしかご家族の色に染まり、当たり前の景色として日常に溶け込みつつ、いろどりを添えるささやかなアクセントとなり、私たちの想像を越えた暮らしに色づいていくことを楽しみにしています。
↑ 本物の錫を使用し、職人の手で一枚一枚箔押しされた「錫舞箔」を使ったニッチ。家族やお客様を出迎えるアクセントに。
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リノベーションは新築に並ぶ家づくりの選択肢として、多くの方に選ばれています。
中でも中古マンションのリノベーションは、駅近など立地条件の良さが大きな魅力です。
実際に戸建住宅の家づくりをご検討されたお客様が、土地探しを重ねながら、理想のライフスタイルをじっくり考えた結果、マンションリノベーションに転向した事例もあります。
>>（詳しくはWORKSTORY [こだわりのマンションリノベ]をご覧下さい。）
立地の良い場所で、こだわりの暮らしをしたい方、ご相談お待ちしております。
