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現場レポート

竣工写真が届きました!

現場レポート
2020.09.05

7月に見学会をさせていただいた伊加賀栄町の家の竣工写真が届きました。

敷地はひらかたパークの西側、京阪本線の真横に位置し、京阪電車の高架化事業により、将来は、二面道路に面する角地となる場所。そしてすぐ隣にはご両親が住む母屋があります。
6京阪本線や将来完成する道路からの視線や音を遮りながら、ご家族のご要望を取り入れた居心地の良い空間を作るにはどうすればよいか・・・4人家族のためのお住まいに、プロデューサー・樋口と建築家・小川文也氏が挑んだ今回。

お引っ越しを直前に控えた外観・室内の様子をご紹介いたします。

5まずは外観から。ひらかたパーク側から線路越しに見た時の外観。こちらは敷地に対して線路側へなるべく建物を寄せて壁を主体とし、窓は最小限に抑えています。

31b母屋側には共有の中庭が計画され、閉じた線路側とは反対に、この中庭に面して開放的な窓を設け、家族の生活の中心となるLDKを配置。中庭があることでどちらの建物にも、安定した明るい光と風を室内に呼び込みます。

32畳コーナーからキッチン方面を望む。吹抜けを介してトップライトからの光が落ちるLDKは、二階の勉強コーナーとゆるやかにつながり、どちらで過ごしていても家族の気配を感じることができます。
玄関からLDKへは二つの動線を確保。玄関土間の手前(写真左)をメインの入口、奥側(写真右)を家族専用の入口とすることで、玄関をすっきり保つことができます。

21細長く、奥行きのあるモルタル仕上げの玄関土間。大容量のシューズクロークのある家族専用入口から玄関ドアを望む。左手の入口はすぐキッチンと繋がります。

11奥様のこだわりのつまった造作キッチン。

12共働きのご夫婦のために水回りはコンパクトに集約。キッチン~洗面所~洗濯室と家事動線を短く設計しています。洗濯室には室内干し専用スペースも。

39主寝室や子ども部屋など閉鎖的な個室群になりがちな二階は、ウォークインクローゼットを中心にぐるりと回ることができる回遊性のあるプランに。

家族共有の勉強スペースは、吹き抜けを介して、下階のリビングとゆるやかにつながります。高さを低く抑えたウォークインクローゼット上部のロフトは子供室へとつながり、立体的に遊び心のある空間となっています。 勉強スペースからの眺め。南面に大きな開口とテラスによって共用スペースを明るくしています。

22-編集各個室は屋根勾配に沿わせて天井高も極力高くし、面積以上に広がりを感じるよう工夫しています。

27一階、二階ともに回遊性のあるプランは、空間に行き止まりがないため、実際よりも広く感じることができます。また、母屋と共有の中庭、二階の大きなテラス、トップライト、LDKとつながる吹抜をとることで、京阪本線側に閉じながらも明るく広がりのある空間が実現しました。

DSCF1063
建て方時の様子。
敷地の隣が母屋ということもあり、工事期間中、お父様はいつも現場を見守ってくださいました。

そんなお父様が住む母屋のリノベーション(設計:小川文也)に加え、先に竣工した伊加賀西町の中庭式曲り屋(設計:柳沢究)、と親子3世帯の家づくりをお手伝いさせていただきました。本当にありがとうございます。

感謝祭などのイベント開催の際は、ぜひご親族そろって遊びにお越しください。
今後ともよろしくお願いいたします。

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