海の日も過ぎましたが例年に比べると気温も低く、過ごしやすい日が続いていますね。
先月、長尾で工事中の「池畔の家」の棟上が行なわれました。
IFAの大工が結集し、土台敷きの状態から、柱を建て、梁を掛け、屋根仕舞いまで一気に仕上げる棟上。高所で作業する大工はもちろんですが、お客様・建築家・プロデューサー・現場監督一同、緊張感のある一日です。
図面や模型を通して想像を膨らましていた住まいが、実際にカタチになって見えてくる。家づくりの中でわくわくする瞬間の一つでもあります。
今回は建物全体が少し複雑な形状に加え、屋根垂木のはね出し部分が多いため、少し時間を要しましたが、無事に終えることができました。
(写真)棟上前の土台敷き。この状態から一気に立ち上がります。
(写真)暑い中作業する大工を労い、お施主様から休憩ごとに差し入れをくださいました。あたたかいメッセージ付・・・有難い限りです。
「池畔の家」は、水面から続く斜面地部分にあたる地階はコンクリート造、平坦な前面道路に面する1・2階部分は木造、という混構造を採用しています。
ダイニングキッチンと上階のリビングにつながる吹抜けを持つ地階の室内は、コンクリート造を活かした打ち放し仕上げ。無機質なコンクリートと、あたたかみのある無垢材や漆喰塗り仕上げの壁とのコントラストが映える、表情豊かな空間となりそうです。
工事も進みブルーシートが取り払われると、1階のリビングからは素晴らしい眺望が!
構造現しの天井垂木の効果もあり、自然と視線が外の景色に向かいます。
棟梁はIFA大工会会長の橋本大工が務め、秋ごろの完成に向けて現場はどんどん進みます。
次はもう少し内装が進んだ頃に、ご紹介できればな~と思います。
どうぞお楽しみに。(アシスタント中井)
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