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篠山城下町ホテル NIPPONIA

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2024.12.24

こんにちは現場管理の丹田です。
先日の連休を利用して『篠山城下町ホテル NIPPONIA』に宿泊しました。

『篠山城下町ホテル NIPPONIA』をフラッグシップにかかげる『NIPPONIA』プロジェクトは、
日本各地に残っている古民家をリノベーションし、
その土地ならではの文化や歴史を体感できる場へと再生していく取り組みです。

IFA住宅設計室では注文住宅だけではなく古民家再生リノベーションにも取り組んでいます。
枚方での日頃の取り組みから『NIPPONIA』プロジェクトとはどのようなものか体験してみたかったのです。

『篠山城下町ホテル NIPPONIA』は城下町全体をホテルにすることから分散型ホテルと呼ばれています。

分散型ホテルとは 一定地域や集落に点在している空き家や歴史的建物をリノベーションしてネットワーク化し、ひとつの宿泊施設として再生したホテルのことを言います。

古民家や空き家、空き店舗などを利用するケースが多く、 1棟貸しが主となっています。

発祥は、イタリアで生まれた地域活性化の取り組み
「アルベルゴ・ディフーゾ(分散型宿泊施設)」だそうで、
「地域再生」と「新しい旅のスタイル」のニーズが合致して誕生した宿泊施設のため、
まるで住まうように滞在をしながらも、非日常の自由な時間を過ごすことができ注目を集め、
新しい旅のトレンドとなっています。

丹波篠山の暮らしの中で体感できる客室には、テレビや明るい照明はありません。

古い梁や土壁はそのままに、鳥のさえずりや時を知らせる鐘の音、木々を揺らす風や季節が移ろう気配を感じながら、先人たちの暮らしに想いを馳せてのんびり過ごすことができました。

『NIPPONIA』プロジェクトのおかげで丹波篠山の歴史と街に溶け込むように過ごす非日常的な体験が楽しめました。
豊かな風土と文化を誇る日本の、土地ごとの魅力を堪能できるプロジェクト。
丹波篠山だけでなく、ぜひ各地の『NIPPONIA』にも訪れてみたいものです。

 

宿を満喫した後は、街歩きです。

丹波篠山の魅力的な街並みの中からお勧めするのが
『洋食レストラン あんず』

古民家を改装した店内は、 どこか懐かしい雰囲気で、
昭和の空気感とブリキのおもちゃに囲まれて 季節を感じられる中庭を眺めるひととき。

この日はお昼に訪れたのですが大人様ランチを注文。

その名の通り大人もワクワクするオムライス+エビフライ+ハンバーグと盛りだくさん。

併設するヴィンテージトイガーデンは、日常ではなかなかお目にかかれないレトロなおもちゃなどが展示されてノスタルジックな空間を楽しむことができました。

 

そして、是非もう一軒立ち寄っていただきたいのが

『器とくらしの道具 ハクトヤ』

築200年の古民家に、まるで外まであふれてくるような素敵な雰囲気が漂います。
焼き物好き、アンティーク好きにはたまらないお店です。

店内には、四方八方に並ぶ数々の商品たち。

国内外様々なところからこの店にやってきた焼き物やアンティークを中心に個性的なものばかりで、どこに目をやればいいのか分らないほどにこれでもかと並んでいます。

黙っていたら何時間でもいてしまうほどの圧倒的な雰囲気、素敵な空間です。

この器をきっかけに料理を始めようと思われたり、大切な誰かのためを想って購入される方もおられるのだそう。

ものを通して、人と人との想いが繋がります。

実は今回初めて丹波篠山に訪れたのですが、
他にも気になる場所がまだまだあって時間が足りませんでした。

近いうちにまた訪れて探索するのが楽しみです。

枚方から車で1時間程と意外と近いので、皆さんも是非訪れてみてはいかがでしょうか。

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