flare-樹々に向かって裾広がりに開かれていくパースペクティブな家-
flare-樹々に向かって裾広がりに開かれていくパースペクティブな家-
間口4.9m奥行25mの、奥に向って広がる細長い台形状の敷地。視線の先には、敷地の高低差がもたらす開放的な眺望と樹々の緑が広がります。
この景色に寄り添い、敷地形状に沿った裾広がりな建物とすることで、空間に遠近感をもたらし、だんだんと奥の景色にフォーカスし、遠くまで視線を抜いて、風景を日常の暮らしの中で存分に楽しめるように考えました。
どこにいても家族の気配を感じる一つの大きな空間に、レベルの異なる床やロフトを浮かべることで、空間のボリュームを和らげ、開放感の中にも程よく包み込まれるような居場所がある心地良い住まいを目指しました。
直角や平行の少ない空間が視覚的な動きや遊びをもたらし、風景と共に生活に彩りを添え、この場に住まうことへの「喜び」を紡いでいくことを願っています。
注文住宅